
昼寝の習慣を持つ人のほうが、持たない人より、意欲的な生活を送っていることがわかってきました。
昼寝をしたほうが、快適で健康的な生活を送れるというのです。
誰しも、ちょっとうたた寝をしたら、頭がすっきりしたという経験があるのではないでしょうか。
このように昼寝には、頭を冴えさせたり、疲れを取ったりとう、リフレッシュ効果があるのです。
これまでは昼寝してしまうと、夜の睡眠の質を低下させると言われ続けてきました。
しかし、最近の研究によれば、昼食後から15時までの時間帯における30分未満の昼寝は夜の睡眠に影響しないだけでなく、
日中の眠気を解消し、その後の時間をすっきりと過ごすのに役立つことが明らかになってきました。
昼寝は効率的な仕事のために、有益な行為なのです。
欧米では、会社の方針として昼寝を採用している企業もあるといわれます。
「昼寝をすると、夜眠れなくなる」とお思いになる人もいるでしょうが、短時間の昼寝にはその心配は無用なのです。
人が眠りにつくと、最初の15~20分は浅い眠り、それ以上になると深い眠りになると言われています。
30分以下の昼寝は、脳をリフレッシュさせる程度の浅い眠りしか行わないのです効果的なのです。
国立精神・神経センターの高橋清久氏らの研究によると、30分以下の昼寝を習慣的にとる人は、
それ以外の人に比べてアルツハイマー病にかかる危険性が0.3倍という結果が出ました。
さらに、広島大学総合科学部、堀忠雄教授の研究室で高齢者を対象に行った実験では、
30分の昼寝後と前では最大血圧で平均8.6mmHg、最小血圧で平均 15.6mmHgも血圧が降下したというデータが出ました。
血圧が下がればさまざまな生活習慣病予防にも結びつきますよね。
短時間の昼寝でしたら、むしろ積極的にとったほうが健康によいとされているのです。
このように、昼寝は決して怠け者の証拠ではないし、むしろ仕事面、健康面でも奨励すべきことなのですよ。
これまで昼寝は「サボってる人」のイメージが強かったですが、
これからは「仕事のできる人」の習慣として認識されるかもしれませんね。